ベーコンの作り方

ベーコン作りの準備

 

 

ベーコンの作り方の工程をまとめてみると、材料肉入手、道具の準備から始まって、塩漬け、塩抜き、乾燥、燻製、加熱(任意)という流れになります。

 

 

ベーコン作りにかかる総時間は、塩漬けが約2週間、塩抜きと乾燥で3日、燻製が2~3時間、加熱1時間ということになり、手軽にすぐできるというわけにはいきませんが、その分、出来上がるまでの楽しみ感も味わえるはずです。

 

 

ベーコンとは、もともと塩漬け豚肉の燻製ですから、塩漬けの工程は中でもとりわけ重要になってきます。肉の味付けをして、それを熟成させ、肉の美味しさを引き出していきます。

 

 

燻製行程では、ベーコン独特の香りと色付けをします。ベーコン作りで必要となる道具ですが、大きくは塩漬け工程で必要な道具と、燻製工程で必要な道具に分けてみるとわかりやすいでしょう。

 

 

塩漬けの道具としては、手や容器の消毒用エタノール、タッパーなどの塩漬け用容器(2リットル程度)、塩漬けの落しぶた用ラップフィルム、燻製前の脱水用脱水シート(ピチットなど)、となり、燻製に使う道具としては、スモーカー(燻製箱)、吊り下げフック、スモークウッド、スモークウッド燃焼皿、アルミホイル、などとなります。

 

 

初めての人なら「手作りハム&ベーコンキット」という折り畳み燻製器のキットがネット通販でも売っているので、これを利用するのもいいでしょう。これなら、折り畳み式段ボール製スモークボックス、皿ホルダー、アルミ皿、木棒2本、Sフック5個、スモークウッド(クルミ)、風乾ネット、金網などや、説明書、スパイスも付いてくるので、便利だと思います。